ぼくのやっている、失敗の少ない除光液転写法
【記事をご覧になっている方へ】
こんにちは。当ブログは現在更新を行っていません。管理人は「手彫りスタンプ制作所 リスタンプ工房」で活動しておりますので、ぜひ足を伸ばしていただけると嬉しいです。
この記事もリメイクして書き直しております。↓
ーーーーーー
消しゴムはんこですごく細かい図案を彫ろうとした時、皆さんどうしていますか?
普通は元絵にトレーシングペーパーをあて、シャーペンなどで全ての線を手書きでなぞります。図案によってはこれがけっこう大変。
トレース台を使うと細かい図案もなぞりやすいですが、それなりの値段がしますね。
※『ちゃお』に、ミニトレース台が付いてくるなんてレアなケースも有りますが…。
そこで、細かい図案をそのまま、はんこに写しとるワザ、「除光液転写」のやり方を書いておこうと思います。
前準備
前もって、図案を用意します。データで用意して、プリント。
ここで超重要なことを。
必ずトナータイプでプリントします。
家庭用のインクジェット式ではうまくいきません。
というのは…
トナータイプというのは「粉状」の塗料を吹き付けてプリントするのだそうで、この除光液転写法はその紙の表面に付着している「粉状」の塗料を除光液によって剥がし、消しゴムに付着させる方法です。
ぼくはセブン-イレブンの「ネットプリント」を利用しています。
スマホのアプリもあるので、何かと便利です。モノクロA4一枚で20円。
(トナータイプでも愛称の悪いコピー機もあるようです。。)
準備物
・除光液
・彫りたい元絵をプリントしたもの
・ティッシュペーパー
これだけで大丈夫です。
除光液をティッシュペーパーに
ちなみに、香り付きの除光液だとイイニオイに包まれるので、おすすめ(笑)
僕はアプリコットの香りのものを使ってます。
一度、はんこの表面を除光液で綺麗に拭き取る
はんこに図案の紙をのせて、ティッシュペーパーでトントン。
手早く全体を湿らせましょう。
まんべんなく、手早く。
ちなみにやり過ぎると…
こうやって紙までくっついちゃうのでご注意を。
およそ、30秒位トントンするのが、目安です。
少し押しつける感じで。
できあがり
上は除光液を染み込ませすぎ
下がなんとか成功したものです。
なかなかコツがいり、失敗しやすい除光液転写ですが
今回紹介したやり方でずいぶん成功率が上がりました。
綺麗に転写できるとテンションも上がりますし、なにより綺麗に彫りやすいです。
よかったらお試しあれ!